ランドセル購入に関する調査 2022年
2022年4月に小学校に進学する児童(第一子かどうかは問わない)のいる20歳~69歳の男性・女性で、ランドセルを新しく購入した方にアンケートを実施しました。
その結果を数字で詳しくご紹介します。
※調査業務は、株式会社クロス・マーケティングによる。
回答者プロファイル
全体,n=1,500
- 性別
- 年齢
- 新一年生の子どもの分布
- 居住地域
購入したランドセルの色(上位5項目)
男児では、「黒(ブラック)」が2021年の61.2%から58.4%と6割を下回りました。「紺(ネイビー)」は0.7%、「緑(グリーン)」は1.2%、「こげ茶(ダークブラウンチョコ)」は0.3%増加しています。
女児では、2021年の調査と比べ、「紫/薄紫(スミレ、ラベンダー等)」が2.6%増加し、24.1%で、「桃(ピンク、ローズ)」が21.0%と1.7%増加し、「赤(レッド)」を抜いて、2位となっています。
2022年の顕著な傾向として、4位の「水色(スカイブルー)」が、4.2%増加し、「赤(レッド)」に迫る勢いがあります。
これまでの推移を踏襲して、購入したランドセルの色味が更に分散していたことがわかります。
サイズと素材
サイズでは、「A4フラットサイズ」が2021年の調査よりも4.1%減少して、66.3%となりました。素材については、34.5%がクラリーノで、牛革が22.5%、馬革が2.7%と続き、コードレが2.7%、ベルエースが1.4%でした。
全体,n=1,500
- 購入したランドセルのサイズ
- 購入したランドセルの素材
形状、製造国、決定者と支払者
全体,n=1,500
- 購入したランドセルの形状
- 購入ランドセルの決定者
- 購入したランドセルの製造国
- 購入したランドセルの支払者
検討や購入のタイミング
検討開始時期としては、4月以前は上昇傾向、6月以降は下降傾向となり、検討開始時期の早期化傾向は前年に続き、継続しています。
購入開始のピークは5〜8月で山が続いており、
ピークの分散化に拍車がかかっています。3月〜4月での回答も増加しており、年々早まる傾向が見てとれます。
購入したランドセルの検討開始時期
全体,n=1,500
購入したランドセルの購入時期
全体,n=1,500
購入金額帯
2021年に引き続き、65,000円以上のランドセルの人気が最も高くなっていて、40,000〜54,999円のランドセルの購入が減少し、25,000〜39,999円のランドセルの購入が増加し、
55,000円〜64,999円や24,999円以下のランドセルも昨年と同程度の数字となっています。
購入金額平均は、2021年よりも1,086円上昇しました。
全体,n=1,500
- 購入したランドセルの購入金額帯
- 購入金額平均
-
- 全体:56,425円
商品選定における重視点と決め手
購入前・購入後の両者で意識されていたのは2021年の調査と同様に「子どもの好きな色かどうか」でした。また決定理由としては「デザイン」を重視する傾向が更に強くなっています。
全体,n=1,500
- 購入した商品の決定理由 (上位10項目、複数回答)